セキュリティの分野は弱いが、ITに詳しくない人があまりにも心配され過ぎる現状を多く見ることがあるため、まとめておく。
最も手軽で重要なセキュリティ対策は、Macを使うことである。Windows PCにセキュリティソフトを入れるという手法はお勧めできない。セキュリティソフトによりPCの性能が落ちやすく、セキュリティソフトの更新等の作業は、ユーザのすべき作業ではないからである。
セキュリティ対策の基本的な考え方は、インフルエンザ対策と同じく、基本的な体調管理(手洗いうがい、規則正しい生活、食事)をすることである。インフルエンザの注射を打つかどうかは、人や生活環境によるだろう。しかしそれ以上に、基本的な体調管理が重要なのである。
では、セキュリティ対策としての基本的な管理とは、何か。
- パスワードを自分だけが知っているようにする。(できれば紙のノートにまとめる。)
- パスワードを定期的に変更する。
- アプリケーションは最新のバージョンで使う。
- アプリケーションは可能な限り優れた企業によるクラウドサービスを使う。
- 怪しいサイトでは個人情報、メールアドレス、クレジットカード番号等を入力しない。
- 怪しいサイトではコンテンツをダウンロードしない。
- エロいサイトでは無料の写真や動画は少ししか手に入らないと割り切る。自分だけ特別に、多くの写真が閲覧できたり、5分以上の動画が閲覧できたりすることを期待しない。(優良なサイトから有料でコンテンツを買うこと。)
次に、よく心配される点であるが、個人情報等をどこまで公開しても大丈夫なのかという疑問がある。結論としては、パスワードとクレジットカード番号以外は公開しても、問題はほぼ起きないということである。
もし個人情報を公開したことで、確実に被害が出るのであれば、誰も芸能人や著名人にはなれない。彼らは多くの個人情報を公開しているが(人によっては身体のライン以上を公開しているが)、多くの被害は出ていない。ただ、ある著名人が多くの人の反感を買うような言動や行動を取った時に、良からぬ行為をする人がいるのは事実である。しかし被害が生じるのは、あくまでも反感を買ったのが著名人だからであり、実質的に無名の我々は、良からぬ行為をする人に相手されないため、被害は生じないのである。
ブログをしていない人が、「ブログをするとすぐに炎上して、トラブルに巻き込まれる」ということを言ったのを聞いたことがある。その人が大企業勤務で、企業アカウントでブログを始めるのではない限り、何を書いても炎上することは、現実的にはあり得ない。多くの人は無名の人を相手にするほど暇ではないのである。
